先々月でしたっけ、ブログで総務省の電子申請をやってみたというお話をしましたが、その目的というのがこの無線機(トランシーバー)を総務省に対して使用登録申請をするためだったのです。
このたびの東日本大震災では、残念ながら携帯電話は使い物にならないことを私たちは学びました。一般の電話や公衆電話はまだ使用できる状態でしたが、そこは長蛇の列だったのです。携帯電話の便利さを知っている私としては、それに代わる無線電話を緊急時に利用することを考えました。
でも、今までスキーなどで利用していた小電力トランシーバは相手の姿が見える程度の範囲でしか使えません。給水車などの状況とかお店の状況などを家族に知らせるには少なくとも半径数㌔の範囲内で通信できる無線機が好ましいわけです。アマチュア無線はその点余裕で必要以上の範囲を満たしますが、だからといって家族全員が勉強して免許を取得するのは面倒です。
そこで目をつけたのが、このデジタル簡易無線機です。現在では個人のレジャーにも使えて、電波の届く範囲も数㌔以上と理想的です。小電力トランシーバに比べれば重く大きいとはいえ、災害時にはたいへん役立ちそうです。取り敢えず2台ペアで購入しましたが、家族分追加購入しちゃおうかな。
今回購入したのはバーテックス・スタンダードという会社のものですが、アマチュア無線機の有名なメーカーの一つです。さらに同じく有名なメーカーとしてはモトローラ、アイコム、ケンウッド、アルインコなどが製品化しています。アンテナなどを取り替えれば、条件さえ良ければ東京辺りまで電波が飛ぶこともあるとか。
緊急時には威力を発揮してくれそうです。
デジタル簡易無線機 バーテックス・スタンダード VXD-10>
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