Canon New FD Lens Part-4

所蔵 New FDレンズ群 (望遠・超望遠系)

Canon New FD200mm F2.8 RF

New FDレンズの200mmには前期型と後期型があって、内部構造的に大きく異なっています。後期型ではRF(リアフォーカス)構造をしていて、レンズ後玉で焦点を合わせる動きをします。そのため前玉が動きませんから偏光フィルタやクロスフィルタなどを取り付けたときに位置ずれを起こさないメリットがあります。またレンズが繰り出さないため全長に変化がなく扱いやすいメリットもあります。開放F値がF2.8と明るいので補助光を使用しにくい200mmという望遠撮影に役立ちます。

Canon New FD200mm F4

こちらは200mmのコンパクトタイプで、F4の明るさを持っています。大口径版のF2.8に比べると2段分暗いですが、その分小型軽量なので持ち運びながら撮影する用途向き。また普及型のローコストレンズでもあります。

Canon Reflex 500mm F8

FDレンズの一員なのですが、なぜか"FD"とは言わず、"REFLEX"と言います。それはレンズだけでなく反射板(ミラー)を利用しているからです。構造は反射型天体望遠鏡とよく似ています。そのため500ミリという超望遠レンズなのにすごくコンパクトで軽量に出来ています。絞りメカニズムを持っていないので、開放絞りであるF8に固定されます。ボケはなぜか点光源がドーナツ型にボケるので、夜景撮影の場合には注意が必要のようです。

Canon Extender FD 1.4X -A

指定されたレンズに限り、焦点距離を望遠側に引き延ばす補助レンズです。これは1.4倍に焦点距離を伸ばすことが出来ます。純正なので他社製よりはマシですが、それでもやはり画像品質は劣化します。私は以前某社の同様の補助レンズを使用して散々な目に遭い、以後全く使用していません。これはちょっと気まぐれで手に入れたものです。まあ撮影作品には使用するつもりはありません。

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