TASCAM CD-RW5000 Professional CD Recorder

スタジオ・放送局向け業務用CD-R/RW レコーダー

TASCAM Professional CD Recorder

 

・CD-RW5000

 (平成10年12月発売)

 ¥159,000(税別)

 

※この製品は、平成12年3月に後継のCD-RW700が発売になり、販売終了となっています。

 

 

TASCAMというブランドは、TEACの業務機器向けのブランドです。昔は同じTEACブランドだったのですが、独立させたのはどういう理由なのでしょうか。

CDレコーダについては、実はSONYのCDR-W66を購入するつもりでした。いざ購入しようとしたら既に販売完了になっていて買う事が出来なくなっていました。何故かSONYはその後継機を出す事はなかったのです。止む無く別のメーカーから探す事になりましたが、すぐ候補で浮かんだのがTASCAMでした。

なぜTASCAMか。それは、私が高校時代の3年間ずっと放送委員だったことに端を発しています。当時の放送室には学校にしては贅沢な設備が導入されていました。その中で番組制作の重要な録音機器としてTEACの業務用デッキが設置されていたのです。それまでは操作ボタンの光るSONYのデッキに真髄していましたが、TEACの業務用デッキは見るからに頑丈で、ラックに収まって金属のパネルが輝く姿はSONYのデッキよりも遥かにプロ用という雰囲気を醸し出してくれていました。委員の先輩方や先生が全幅の信頼をおいているのを見て、私もいつしか録音機器はTEACという信頼を持つようになったのでした。そこで私はオープンリール・デッキの使い方や、テープを切断してつなぎ合わせる編集などをみっちりマスターしたのです。

さて、SONYのCDレコーダが入手出来ないと知った私は、いろいろ調べてこのRW5000を入手しました。最近のTASCAM製品の中には残念ながら民生用の機器をプロ用に転用したものも見受けられますが、この機種は最初からプロ仕様で設計されたものです。ラックマウントを前提にした頑丈なフロントパネルは、各操作ボタンもヘビーデューティーな操作感覚です。機能もSONYのRW66と同等であり、業務用のデジタル入出力を備え、当然コピーフリーである他、パソコン用CD-Rディスクも使用できるなどの自由度が高いものです。

音質については特に優れているとは思えませんが、D/Aについてはデジタル接続されたDTC-77ES経由で出力させることを前提に組んでいるため、本機はトランスポートとしてのみ使われるので、あまりA/DやD/Aをの音質評価を真剣にはしていません。また最近やっと念願のSONY CDR-W66を手にしてからは、CD-R焼きの主役の座をそちらに譲ったため、バックアップ機となっています。

ただ前にも触れましたが、その後のTASCAM CDレコーダーは民生用機の転用と思われるような少し華奢な造りがするので、そういう意味ではこのRW5000はあくまでプロ仕様のモデルとして名を残すモデルだと思っています。

 

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