Studio RUM
Studio in Tokyo
日本橋の撮影スタジオにて
初めてスタジオを借りて撮影をしました。日本橋にある、とあるマンションの一室がまるまるスタジオでした。
やはりスタジオ撮影は環境がいいですね。室内撮影のためのインテリアはもちろん、照明設備や壁紙となるパック紙など一通り揃っていますから、撮影シーンのイメージをあらかじめ描いておけば、あとは照明などのセッティング次第で満足のいく環境になります。
今回は、４種類の服装について、それぞれの服装に合ったシーンを描きました。一つ目はお気に入りのチェック・ミニスカートで。二つ目はお嬢様風のワンピース仕立て。三つ目は恵美さんお気に入りのメイドさん。そして最後はちょっと大人のタイトワンピで、妖艶な雰囲気を出してみました。
どの服もみな恵美さんによく似合っていますし、いろいろな表情をしてくれていると思います。とくに驚いたのは、最後に来た黒のタイトミニ。もともとボディ・シルエットをハイコントラストで描いてみようと思ったので、ぴっちりする服装を選んだのですが、逆にこの服装で恵美さんがすっかり大人の女性に大きく変身してくれたのにはびっくり。シルエットももちろんですが大人の色気といった雰囲気の撮影が出来たと思います。
一人の女性が服装でこんなにも幅広い変化をしてくれるんですね。ビデオと異なり写真は撮影現場と仕上がりの作品を見る場合では完全にアイソレート（隔離）されていますので、実際に撮影現場で見たときよりもこうして仕上がってもう一度見直すと服装による変化が実際よりも大きく、デフォルメされた感じになります。またそれがいいと思います。
小道具としてコレクションしているカメラの中から、敢えてフィルムカメラの頂点でもあった、往年のキヤノンNew F-1AE (FD135mm F2 つき)を一部のシーンで持ってもらったのですが、これらがなかなか面白いアクセントになりました。とくにチェックミニでの撮影シーンでは、ちょっとした女性写真家みたいだし、タイトミニでカメラを構えているシーンは、その表情にどこか迫力を感じます。
お気に入りなので、本サイトのタイトルバー写真にも使わせていただいています。
撮影機材： Canon EOS5D MarkII;
EF24-105mm F4L IS USM, EF85mm F1.2L USM
