Rose Garden

癒しの香に満たされて

Rose Garden
Rose Garden

このフラワーパークでの撮影はこれで3回目です。ここは別名薔薇園というくらい豊富なバラが咲き誇っているのですが、今までは時期的にうまく撮影日程を合わせることができませんでした。今回は満を持してスケジュールを組んだつもりだったのですが、どうも今年は気候の影響なのか満開時期が遅れていて、まだ薔薇園全体の半分ほどしか咲いていませんでした。

 

それでも多彩な種類のバラの花々は、色とりどりで形も大きさも、そして花びらひとつひとつに個性があって、でもみな見ていてうっとりするくらいの美しさを競っていました。

 

この日からフラワーパークもバラの催しが開催されると言うことで駐車場は大混雑。たくさんの人々が鑑賞に訪れていました。なので鑑賞している皆さんの邪魔にならないように、そして肝心の撮影するフレーミングにそうした皆さんが映り込まないようにするのは結構大変でした(苦笑)。

 

今回恵美さんには少しAKBっぽい服装をお願いしました。皆さんもご存じの通り、バラの花というのは鑑賞すると押しの強い(インパクトの強い)ことがよくわかります。写真に写すとコントラストが強いというか。それに対して淡いフワリとした服装だとバラの花に負けてしまいます。

 

AKB風というと、つまりは女子高生の制服風にするということは、その色合いにもよりますがカチッとしたある種フォーマルな感じなので、バラの花に負けないと思ったのです。

 

今回は幸いなことに満開ではなかったことと、咲いている株数もほどほどであったこともあり、バラの花に負けないようないい写真が撮れたと思っています。

 

今回から、カメラをCanon EOS 5D Mark IIIに更新しています。今年(2012年)の3月に発売になった、まだ新しい機材です。このカメラは一時話題になったほどカメラファン同士でのいざこざが多かったモデルとしても有名になりました。実は購入してからすぐ恵美さんを連れ出して桜の撮影をしているんですが、そのときはこの新しい機材に慣れていなくて描いていた撮影イメージ通りの写真を得ることができませんでした。そのためこの桜についてはまだこのサイトでも公開できていません。

 

※注:その後やっと公開にこぎ着けました。まだご覧になって居られない方は、コチラでご覧ください。

 

でも、今回の撮影でこのカメラの扱い方を覚え始めました。以前までの機材(Canon EOS 5D Mark II)に比べて評価測光の精度が向上し、ホワイトバランスもかなり的確です。そのため恵美さんの顔色、肌の色などはすごく自然に近い再現をしてくれます。以前の方がもう少し赤みがかかっていたように思いますが、実際には5D Mark IIIの方が実際に近く自然です。AFのピントも従来よりもたいへん正確に瞳の部分で収束しています。その結果現像時の補正作業がものすごく簡単になり作業時間も短くなったため、ウェブへの公開が早くなったことはたいへんに助かることです。またトリミングをしたり、逆にいろいろ意識的に絵を操作することなどをして楽しむこともできそうです。

 

この改善点がこれからの撮影に役立ってくれるとありがたいです。

 

休憩中に園内のカフェでいただいたローズティーとローズ・アイスクリーム、とでも美味しくてその香りに癒されました。 

 

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撮影機材:Canon EOS 5D Mark III/EF24-105mm F4L IS USM

 

 

※このサイトをご覧になって、なにか色が変だ、妙に暗いとか肌が灰色っぽいとかお感じになられたとしたら、お使いのディスプレイのカラー調整が狂っています。パソコンはノート型でもデスクトップ型でもWindows PCについては殆どがいろ調整されていませんので、正確に色合いが表示されていないのです。これを解決するには、カラー調整用のツールを利用して校正するとか、思い切ってAppleのMacを購入するなどの方法が必要です。または比較的正しい色が出やすい、IPS液晶パネルを採用したディスプレイやノードパソコンを利用する方法もあります。

※この時計の時刻は、閲覧しているパソコンのものであり、必ずしも正確な時間とは限りません
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