Sunflower ひまわり

晴れ晴れと向日葵の中で

成田ゆめ牧場向日葵の迷路
成田ゆめ牧場向日葵の迷路

夏の花といえば、その代表格なのはやっぱり向日葵(ヒマワリ)ですよね。夏の一番暑い盛りに咲いて、とても大きいその花は、まるで太陽の象徴であるかのような姿をしています。あくまで明るく、陰など微塵もなく、その風格は花の王者として『咲き誇る』という言い方が最も似合っています。向日葵は皆、朝一番に太陽が昇る方向を一斉に向いて、落ちていく西日なんかは見向きもしません。すべてがプラス指向の花なんですね(笑)。だから誰もが向日葵というと、ギラギラとした夏をすぐイメージしますし、晴天とか汗だくとか、甲子園とか、この時期のキーワードをすぐ連想できます。

 

恵美さんを撮り始めてから毎年夏の時期になると、向日葵で撮影したいなと思うことしきりでした。それが今回やっと実現できました。場所は成田にあるゆめ牧場というところです。向日葵はあまり場所には左右されず、都内などでも有名な場所はあるようですが、広い場所で一面咲き誇っているような場所となると、やはり限られているようでした。ここ千葉にはゆめ牧場以外にも大綱白里町というところも有名のようです。ゆめ牧場を選んだのは高速道路(東関東自動車道)ですぐ行けそうなのと、春に行ったマザー牧場のようにいろいろ楽しめるかなと思ったからでした。

 

向日葵を撮るなら避けられないのが猛暑。当日もまさに猛暑日でした。ふと頭をよぎるのが2年前の長瀞での撮影。二人とも汗で全身がびっしょりになり、フラフラで撮影したあのときは、もう二度とあんな思いはしたくないねと今でも話題に上るくらいなのに、向日葵撮りならば同じことを覚悟しなくてはなりませんでした。

 

案の定ゆめ牧場という素敵な名前ではあるけれど二人の前には酷暑が待っていました。しかも肝心のヒマワリ畑には何故か一輪の花も咲いていないではないですか!!二人とも大ショックでした。これだけ汗だくも覚悟をしてやってきたのに。牧場には沢山の牛や山羊、羊などがいて家族連れもほどほどに多かったりで楽しめる場所ではありましたが、向日葵を目指していた僕らはがっかりで、動物をバックに撮影を試みてみたものの、諦めがつきません。ガッカリしながら撮影を切り上げようとしてクルマに向かいながらも、恵美さんが試しに向日葵迷路というのがあるから行ってみようと誘うので、行ってみました。そしたら・・・

 

そこにはものすごく広い場所に咲き乱れた向日葵が僕らを待ってくれていました。あくまでも青く透き通った夏の空の下、向日葵たちは一斉に日の登る東の方角を向いて咲いていました。その花びらはレモンイエローに見えたり、少し赤みを帯びてオレンジイエローに見えることもありましたが、僕らの背丈よりも高い位置でとても大きな花びらでした。

 

とても暑かったけれど、目的を叶えた僕らは達成感で心を満たしていました。いつもより遙かにカット数の少ない今回でしたが、とても明るい表情の恵美さんを見ると、満足感を共有していたんだなあと、あの時を思い返しています。

 

でもひとつ僕は大失敗をしていました。何故だかわからないけれど、カメラの撮影モードを初期化してしまったのか、RAWで撮らずに全部JPEGのみで撮影をしていました。帰宅してファイルをPCに吸い上げるまで全く気が付かなかったというお粗末さでした。本当ならもっともっと抜けるような空気感の中で色合いなども幅広く出せたと思うのですが、EOS 5D Mark IIIというカメラは最先端のJPEG現像エンジンを搭載しているため、いきなりJPEGでもここまで出せるというお試しになりました(苦笑)。ですからここでご覧いただいている写真はすべてホワイトバランスも、色合いもそのままです。

 

向日葵撮影、みごとなリカバリーでしたが、将来もう一度向日葵を撮影するときはもっと余裕を持っていたいものです。

 

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撮影機材 Canon EOS 5D Mark III / EF24-105mm F4L IS USM

※この時計の時刻は、閲覧しているパソコンのものであり、必ずしも正確な時間とは限りません
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