In Studio 2010 -1

Warehouse Studio

久しぶりのスタジオ撮影です。前回は確か1年以上前のことで、それが自分には初めてのレンタルスタジオの利用でした。なぜスタジオの利用があまりないのかというと、屋外撮影と違って景色やお花などの背景に頼ることが出来ないので、自分の実力がはっきり出てしまうと言うことにあるからです。さらに被写体の女の子と正面から向き合って、互いに気持ちをぶつけ合わないと行けません。それがポートレート撮影の醍醐味でもある訳なんですけど。

 

でも、気持ちが熟してきたときのスタジオ撮影は屋外撮影よりずっと楽しいし気合いが入ります。時間を効率的に使えるし、撮影を邪魔されることもありません。今回もそんな感じで、わずか数時間ながらも密度の高い撮影が出来たと思います。

 

今回の撮影で利用したスタジオはこれで2度目になります。シンプルなスタジオで、特に撮影用の調度品などはあまり豊富ではないのですが、却ってそれだけに被写体に対しての注目が強くなります。調度品に頼ることなく写真を通して彼女の息遣いまで伝えることが出来ればいいなと思います。

 

この服装は特に撮影用で用意したものではなく、この服装で家から来たのです。できるだけ日常の姿を撮影したい自分にとって、こうした普段着の姿を何気に撮影できるのは楽しいし、表情も普段着になります。恵美さんはこんな姿で、こんな表情で山手線とかに乗っているんですね。ひょっとしたら、明日ばったりと出会っちゃうかもしれないんですよね。

 

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撮影機材: Canon EOS5D Mark II, EF24-105mm F4L IS USM

※この時計の時刻は、閲覧しているパソコンのものであり、必ずしも正確な時間とは限りません
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